冬がはじまるよ feat.槇原敬之 (Every Little Thing)

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 この絵を描いたのは10月初旬の頃でした。当時一足遅くに夏休みを頂きまして、中伊豆の修禅寺などに参りました。修善寺といえば有名な旅館は「あさば」。幽玄の世界と見紛える立派な能舞台がある修善寺でも屈指の名旅館、是非こちらに泊まりたいとも思ったのですが、そこはまだまだ乙女心をも抱いた若造が手軽に泊まってはもったいないと思い、第一希望は未来の自分に預けて別のお洒落な名宿に泊まることに致したものです。
 代わりに実際に宿泊した宿ではちょいと贅沢をして『客室露天風呂』がついている間にお世話になりました。そこが実にこれまた素敵な宿でしてね? 新しい若女将が旅館の跡を継いだと同時に建物をリニューアルしたモダンな建物になっておりまして、昔ながらの純和風的な宿ではありませんでしたがとてもお洒落でなのに落ち着いた佇まいで、とても素敵な時間を過ごす事ができましたのですよ。和風旅館でロマンチックだとかお洒落(「粋」とはまた違う)だとか、そういう洋風の表現が感じられるお宿というのもこれまた初めてでして、これまたなかなか素敵な異(?)空間じゃないかと感心したものです。『和モダン』というそうですよ。
 若いからこそ美味しく味わえる独特な味というものも当然ある訳で、未熟さや不完全さ・曖昧な部分があるからこそ等身大で素直に真っ直ぐ吸収できる感覚というものがあって、それが成長のためには大切な事なんだなぁなどと思ったのであります。それをね、少しだけ背伸びした青い温泉の景色として描いてみたのでしょうか?。とてつもなく真っ直ぐで強い意志があるのに、繋がりきれてないアンバランスな景色。若さという『青』、秋というよりは『春』・・・そんなものを表現したかったのかもなぁ・・・なんて後になって思ってみたり。
 ついこの前、前倒しで秋の絵を描いていたはずなのに、現実の景色は更に次の季節の足音が聴こえてきております。季節の境目は実に大胆で、繊細な日々に彩りを付けてくれますなぁ。秋色の絵はもうしばし続きますがご勘弁を。冬の景色はもうしばし後ほど☆ あっ!! 毎年恒例(?)の夏休み旅日記ver2007を忘れておった・・・いずれね。


 ですがね? 皆さん。絵と実際の宿は全く違います。嘗めちゃいけない、3代女将が現在進行形で作り続けている、時代や世代の融合したこちらの名宿もいつか遊びにいかれたらいかがですか?  【ねの湯 対山荘】 

by ogap001 | 2007-11-12 20:38 | ogap001絵日記

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