矛盾の上に咲く花 (MONGOL800)

泡盛とは、焼酎が主に用いている白麹菌とは対照的に黒麹菌を用いて100%米麹だけで発行させたお酒、まさに長寿沖縄のお酒。アルコール度数計という物がまだ無い頃にお酒をついで泡の立ち具合で度数を判断していたらしく、「泡盛る」が転じて泡盛になったそうです。
ウィスキーやブランデーなどの蒸留酒と同様、長期間貯蔵して熟成させますが、泡盛が世界的に知られているのは「瓶に詰めたままでも熟成が続くから」ということらしいです。3年以上貯蔵したものをクース(古酒)と言います。

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沖縄では民宿にも泊まりました。そこのマスターは夕食時に「ブームになっているワインよりも"血のかたまりを溶かすパワー(血栓溶解酵素)"が2倍ぐらい含まれていて、心筋梗塞や動脈硬化の予防などにも繋がる薬用酒だ」と言いながら私や他のお客さんの前で飲みまくり、「もう寝る、あとは勝手にやってくれzzz」と言って去っていきました・・・。それまでも、「今日からお前(お前だとっ!?)は俺の息子だ、成功しても落ちぶれても飯ぐらい養ってやるからまた帰ってこい。だから酒ついで来いっ!!」などなど・・・。ちなみにマスターの奥さんは娘さんとロンドンに行っているそうで、マスターは大忙しだったみたいです、だから勘弁してあげましょう(笑)。

 素泊まり3,500円で・1泊2食付きだと5,000円(那覇市内には1泊1,000〜という看板がざらにある)という値段で、民宿というと違和感をもたれる方も居るかもしれませんが、ペンションの様でとてもオシャレで清潔な家のようでした。
その民宿はお酒持参。他のお客さんは何処かで調達してきた泡盛を、そしてそんな事を知らずに訪れた下戸の私はマスター秘蔵の自家製クースを1本もらって飲みました。他のお客さんはカップルが1組と夫婦同志の4人団体、+マスターと私で計8人。それぞれの部屋があるにも関わらず、夕食だけでなく、見知らぬ物同士なのに旧友のように、夜遅くまでいつまでも一緒にお酒を交わして語り合いました。地元のマスターの友人が夜にジョギングがてらフラ〜と私たちの前に現れ(すでに酔っている)、みなさんのお酒を飲み、唄い、「沖縄とマスターを愛してくれてありがとうっ!!」と言ってまた勝手に去っていくシーンもありました。星空も綺麗で、周りはジャングルのように虫や鳥・海や山の声がしていました(すぐ目の前に広がる巨大な自然の夜がけっこう怖かった)・・・。
  下戸というだけあって普段は酒を摂取すると気分が悪くなるだけなのですが、この夜は雰囲気だけでなく初めてお酒に酔うことができ、気持ち悪さを通り越して「心地よさ→意識崩壊(?)→ベッド」という王道を走れました。


見事な自然と美しい琉球文化、素敵な旅人達といい加減(?)で真面目な琉球人、美味しい食事と泡盛、そしてそれらを分かち合える我々日本人・・・世界に誇れる日本が沢山沢山ここにありました。溺れました。

by ogap001 | 2005-10-18 06:08 | ogap001絵日記

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